筆と音

絵を描きました。

「好きな画家」



好きな画家は?、と聞かれる度に答えに詰まります。
画家が、というよよりも単独の作品を個別に好きになるタイプなので(師匠の作品は例外ですが)。

あえて挙げるとすれば有元利夫でしょうか。
大型本の画集も買ってしまっているくらいですし、この際好きな画家と言っても差し支えなさそうです。




有元利夫  女神たち(2006)


展示会で「厳格なカノン」という作品を文字通り穴が開くほど凝視していたら、監視員さんが当惑の表情でジリジリと間合いを詰めてきたこともありました。
自分で思う以上に挙動不審だったようです。。

そんな有元さんの絵との出合いは、学生時代に購入したCDのジャケットでした。
目的はラ・フォリアというバイオリンの名曲。
バロックバイオリンの寺神戸 亮さんの鮮やかな演奏は素晴らしく、今も手元にあります。




コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 作品5(抜粋)


当時は有元さんのことを知らず、ヨーロッパの古い絵を使ったんだろうと思っていました。
数年後に現代の日本人作家だと知ってビックリ。
何とも言えない静謐さと古びた味わいの作品に触れる度に、真似したくなる衝動と、それはちょっと悔しいという意地のせめぎ合いが起こります。




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